平成30年7月、愛知県小牧市の男性職員=当時(30)=が上司からのパワハラを受けたことを示すメモを残して自殺した問題で、地方公務員災害補償基金が職員の自殺を公務員の労働災害に当たる公務災害に認定したことが分かった。認定は今月17日付。小牧市が21日明らかにした。
職場での上司のパワハラが自殺の原因として、遺族が30年10月、同基金愛知県支部に申請書を提出し、同基金が認定の可否を判断していた。
山下史守朗市長は「現在、再発防止に取り組んでいるが、今回の認定を重く受け止め、今後のさらなる取り組みを含め、真摯に対応していく」とのコメントを発表した。