レバノンで新内閣発表 直後にデモ

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18日夜、デモ隊と治安部隊が衝突したベイルート中心部には、催涙ガスが立ち込めた(大内清撮影)

18日夜、デモ隊と治安部隊が衝突したベイルート中心部には、催涙ガスが立ち込めた(大内清撮影)

 【カイロ=佐藤貴生】中東レバノンで21日、首相に指名されていたハッサン・ディアブ元教育相が率いる内閣が発表された。同国では昨年10月から政治腐敗や経済低迷に抗議する反政府デモが続いており、内閣発表後も首都ベイルートなどでデモ隊が道路を封鎖するなど抗議行動を展開した。

 ディアブ氏は新内閣はテクノクラート主体の「救国チーム」だと強調し、政界刷新を求める国民の要望に応える意思を示した。しかし、同氏をはじめ新閣僚らはイランに近いイスラム教シーア派のヒズボラなど既存政党の支持を受けており、デモが収まるかは不透明だ。

 レバノンでは昨年10月末、反政府デモの発生を受けて首相だったハリリ氏が辞意を表明。ディアブ氏が首相に指名された先月にはデモは一時沈静化したが、今月18、19日にはデモ隊と治安部隊が衝突して約500人が負傷した。

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