17日付で神奈川県警本部長に着任した大賀真一氏(55)が22日、記者会見し、「本部長として治安の維持、向上に努めてまいりたい」と抱負を述べた。
今後取り組むべきテーマとして、特殊詐欺をはじめとした県民に不安を与える犯罪の抑止・摘発を含めた9つの重点目標をあげ、県内でも競技が行われる東京五輪については「安全かつ、円滑な運営に万全を期す」と力を込めた。
山口県出身。平成9年から11年まで、県警捜査2課長を務めており、「神奈川には大都会や古都、温泉や自然などいろいろなイメージを持っている」とコメント。京都大学法学部卒業後、昭和63年に警察庁入庁。三重県警本部長、警察大学校副校長などを歴任。平成30年7月から警視庁刑事部長を務めた。