JR東日本は29日、QRコードをかざすと通過が可能で、車いすや子供がタッチしやすいようSuica(スイカ)などICカードの読み取り部を斜めにした新型の自動改札機を実証実験すると発表した。新宿駅で2月1日から、山手線新駅の高輪ゲートウェイ駅では開業日の3月14日から開始。予備期間を含め9月末までの予定。
JR東はQRコードの決済手段としての活用を検討しており、乗客が問題なく通過できるか検証する。
JR東によると、実験開始当初は新宿駅新南改札に1台、高輪新駅は2台設置する。新宿は2台、高輪は5台に増設する計画。QRコードによる利用は、社員やメーカーなどのモニターが試す。