柴咲コウ、5年ぶりドラマ主演で新境地へ 独立後の実業家・女優としての挑戦

女優の柴咲コウが、この度ABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』で5年ぶりのドラマ主演を務めることが発表され、大きな話題を呼んでいます。彼女が演じる芸能事務所の代表が、週刊誌記者との激しい攻防を繰り広げるというストーリーは、早くも多くの視聴者の期待を集めています。SNS上でも「大好きな二人のドラマ、楽しみ!」「柴咲コウ、最近どうしてるのかなと思ってたところ!面白そう!視る!」といった声が上がり、その注目度の高さがうかがえます。

独立から5年が経過し、女優業と実業家としてのキャリアを両立させる柴咲コウの現在の姿独立から5年が経過し、女優業と実業家としてのキャリアを両立させる柴咲コウの現在の姿

女優・柴咲コウ、独立後の多岐にわたる活躍

1998年の芸能界デビュー以来、映画『GO』やNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』など数々の作品で主演や重要な役どころをこなし、日本アカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、柴咲コウはその演技力で高い評価を確立してきました。しかし近年、彼女の活動は女優業にとどまらず、多様な分野へと広がっています。

特に注目されるのは、2020年4月に大手芸能事務所から独立したことです。彼女は2016年に、サスティナビリティ(持続可能性)をテーマに掲げたアパレル、雑貨、エンターテインメント事業などを手掛ける会社「レトロワグラース」を創業し、女性実業家としての顔も持つようになりました。創業以来しばらくは赤字決算が続いていましたが、2023年度と2024年度は2期連続で黒字を達成したと報じられており、事業は順調に成長を遂げています。

演技への高い評価と途切れないオファー

実業家としての成功を収める一方で、女優業も好調を維持しています。独立後はCM活動がメインとなる時期もありましたが、近年は精力的にドラマや映画に出演。2022年には『沈黙のパレード』『月の満ち欠け』『Dr.コトー診療所』といった話題作にメインキャストとして出演し、以降も途切れることなくオファーが舞い込んでいるようです。

時代劇から現代劇まで幅広いジャンルに対応できる演技力は健在で、その振り幅の広さが出演依頼の絶えない理由とされています。2025年には映画『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』と『兄を持ち運べるサイズに』の2本、さらに2026年には映画『時には懺悔を』への出演も既に決定しており、柴咲コウの女優としてのキャリアは、独立後もますます加速しています。

女優業と実業、相乗効果で描く未来像

芸能関係者によると、柴咲コウが近年、女優業に意欲的に取り組む背景には、「自分の好きな活動をしよう」という彼女のライフスタイルが大きく影響していると言います。以前からRUI名義でのヒット曲発表や、柴咲コウ名義での音楽活動、ツアー開催など、音楽に対する情熱も深く、今後は音楽活動をより中心にしたいと考えているようです。

女優業を積極的に続けることは、好きなことを追求するための一環であると同時に、事業運営における資金確保の必要性も背景にあります。女優として露出を増やし、イメージアップを図ることは、「レトロワグラース」の事業展開にも好影響を及ぼし、新たな出資者や協力者を募る可能性も高まります。実業家としてのやりたいことが実現できている現状は、彼女にとって非常に充実した日々を送っている証拠と言えるでしょう。

柴咲コウの女優としての輝きと、実業家としての先見の明が織りなすキャリアは、まさに独自の道を切り開いています。今後も彼女がどのような活躍を見せるのか、目が離せません。

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