任天堂は31日、東京都内で経営方針説明会を開き、ゲーム機「ニンテンドースイッチ」と昨年9月に発売した新型機「ニンテンドースイッチライト」の合計販売台数が昨年末で約4800万台に達したことを明らかにした。
今年末には「プレイステーション5」など競合他社の新モデル発売が予定されるが、出席した古川俊太郎社長は「来期は(ゲーム機の)新モデル発売の予定はない。ゲームソフト開発に集中する」と述べた。
任天堂は30日、令和2年3月期の連結業績予想の最終利益を、当初予想から300億円増の2100億円に引き上げると発表。スイッチライトの販売が好調で、スイッチと合わせた今期の販売計画を当初の1800万台から1950万台に上積みしていた。