仏人男性、心肺停止で発見 北海道トマムの雪崩事故

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 残されたフランス人男性の救助に向かう北海道警の山岳救助隊ら=31日午前6時35分、北海道占冠村
 残されたフランス人男性の救助に向かう北海道警の山岳救助隊ら=31日午前6時35分、北海道占冠村

 北海道占冠村のトマムスキー場周辺で起きた雪崩で、北海道警は31日、現場に残されていたフランス人男性(38)を発見した。心肺停止の状態。

 富良野署によると、男性はレティア・シルバン・レネ・ニコラスさん。30日午後3時25分ごろ、フランス人の友人7人と圧雪などの整備をしていないコース外の「バックカントリー」を滑っていたところ、雪崩に巻き込まれた。

 他の7人はいずれも同日中に下山した。けがはなかった。

 現場はスキー場管理区域外のエリア。30日は悪天候などの理由で、道警は捜索を断念していた。

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