トランプ氏弾劾、証人尋問を否決 無罪評決は延期か

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トランプ氏弾劾裁判で、追加の証人尋問を証拠を求める動議に対する決議を行う米上院=1月31日、米国議会(上院テレビ提供・AP)

トランプ氏弾劾裁判で、追加の証人尋問を証拠を求める動議に対する決議を行う米上院=1月31日、米国議会(上院テレビ提供・AP)

 【ワシントン=住井亨介】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院の弾劾裁判は1月31日、野党・民主党が求めていた証人尋問を反対多数で否決した。与党・共和党の指導部は続けてトランプ氏への無罪評決を導く方針だったが、米メディアによると、評決の採決は2月5日に延期されるとの見方が強まっている。

 証人尋問の賛否をめぐる採決は賛成49票、反対51票で、裁判の早期終結を目指してきた共和党の反対多数で尋問は拒否された。同党からはトランプ氏に批判的なロムニー議員とリベラル層が強い東部メーン州選出のコリンズ議員の2人が造反したが、過半数の賛成には届かなかった。

 民主党は、政権中枢にいたボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やマルバニー大統領首席補佐官代行らの証人尋問が必要だと訴えていた。

 上院(定数100)で共和党は53議席を握っている。評決の採決では、出席議員3分の2の賛成票でトランプ氏は「有罪・罷免」となるが、共和党から20人以上の造反が必要で、トランプ氏の無罪評決が出される公算が大きい。

 上院共和党トップのマコネル院内総務は1月31日の声明で「裁判を数日以内に終わらせる準備をしている」と表明。評決の採決が後日になる可能性を示唆した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによると、採決は大統領選の民主党予備選が始まる2月3日のアイオワ州党員集会、4日のトランプ氏の一般教書演説を避け、5日になる可能性があるという。

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