北朝鮮、大規模ビーチリゾートを開業 来週にもロシア人観光客受け入れ


【写真17枚】金氏肝いりの大規模ビーチリゾートを訪れる国内観光客

このリゾートについて、北朝鮮は「世界クラスの文化リゾート」と呼び、2万人収容可能だとアピールしていた。韓国メディアは「北朝鮮のワイキキ」と呼んでいる。

アナリストによると、金氏は権力の座に就いた当初から北朝鮮の観光産業の発展に強い関心を示しており、特にこの海岸リゾートに力を入れていた。

KCNAは1日、このリゾートが国内観光客に開放されたと伝え、色鮮やかな水着姿の観光客がビーチを楽しむ写真を公開した。

KCNAによると、今週、全土から老若難所問わずこのリゾートに押し寄せ、「新たな文明の段階を体験する喜びに満たされた」。訪問者らは「400棟を超える芸術的にデザインされた建物が白い砂浜と理想的な調和を見せる、壮大で豪華な観光都市に驚嘆した」という。

韓国の聯合ニュースによると、ロシア人観光客の団体が今月7日、このリゾートを初めて訪問する予定だ。

北朝鮮関係を担当する韓国統一省によると、このリゾートはロシア人を含む外国人観光客の受け入れを徐々に拡大していく予定だ。だが、北朝鮮行きの航空便の座席数が限られているため、このリゾートへの外国人観光客は「小規模にとどまる可能性が高い」という。

同省は「(外国人)観光客は平壌経由で現地入りするとみられ、訪問者数は1日当たり約170人に限られる可能性がある」との見方を示した。

北朝鮮は観光産業を重要な外貨獲得源と見なしており、ウクライナ紛争への派兵と引き換えに、ロシアからこのリゾートを完成させるための援助を受けた可能性があると同省は指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News



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