JDIに1008億円支援 いちごアセットと最終合意

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 経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)は31日、独立系投資顧問会社いちごアセットマネジメントから最大1008億円の金融支援を受けることで最終合意したと発表した。最初の504億円の払い込み完了後にいちごアセットのスコット・キャロン社長がJDIの会長に就任する人事も公表した。大規模な支援が決定したことはJDI再建の後押しとなりそうだ。

 JDIの菊岡稔社長は31日の記者会見で「懸念事項がほぼ解消できる見通しが立った。再生をいちごアセットの力を借りて果たしていく」と強調。同席したいちごアセットのキャロン社長も「(JDIの)技術力、人材力は落ちていない。過去と決別して、前向きに進むことが大事だ」と述べた。

 支援策では、JDIが3月26日にいちごアセットへ議決権付きの優先株を発行し、504億円を調達。いちごアセットの出資比率は44・26%となり、筆頭株主に浮上する。続けて4月1日から令和5年3月31日までの間には、議決権のない優先株を発行し、最大504億円を受け取る。調達した資金は、成長事業の設備投資に250億円、運転資金に249億円、借入金の弁済に499億円充当するなどとしている。

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