事件当時は仮釈放中 東京・青梅の強盗致死事件の被告





警視庁青梅署を出る野村俊希容疑者=昨年12月27日

 東京都青梅市の無職、小川和男さん(67)が昨年12月、自宅で襲われ死亡した事件で、強盗致死罪などで起訴された野村俊希被告(25)が当時、別の強盗事件で服役し仮釈放中だったことが2日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、野村被告は富山市で起きた強盗事件で平成28年に懲役4年の判決を受け、長野県内の刑務所で服役していたとみられる。昨年10月に仮釈放され、その直後から所在が分からなくなっていたという。

 青梅市の強盗致死事件の起訴状などによると、野村被告は何者かと共謀し、昨年12月14日午前2時ごろ、金品を奪う目的で青梅市成木の住宅に侵入。小川さんの頭部を鈍器で殴り、頭部損傷で死亡させたとしている。

 警視庁青梅署捜査本部はこれまでに野村被告を含む4人を逮捕。小川さんは自宅に大金があると周囲に話していたといい、それを知った強盗グループが事件を起こしたとみて他の仲間の行方を追っている。



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