大阪府東大阪市で昨年11月、大阪地検が収容した男が護送中の車から逃走した事件で、男をかくまっていた民家で大麻草を栽培したとして、大阪府警が大麻取締法違反(営利目的栽培)容疑で、男の知人の荻野侯(こう)昇(しょう)被告(38)=犯人蔵匿罪などで公判中=を再逮捕したことが7日、捜査関係者への取材でわかった。逮捕は5日付。
再逮捕容疑は昨年11月10日まで、大阪市住吉区苅田の民家で、大麻草231株を栽培したとしている。
荻野容疑者は昨年11月、地検の護送車から逃走した大植良太郎被告(42)=覚せい剤取締法違反罪などで公判中=をこの民家などでかくまったとされる。大阪府警は大麻とみられる草やプランターなどを押収し、鑑定を進めていた。