倉庫を焼こうとした疑い 群馬の会社員の男を逮捕 神奈川県警

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神奈川県警本部

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 倉庫に侵入し、段ボールなどに火をつけ、建物を焼こうとしたとして、神奈川県警捜査1課は9日、建造物侵入と現住建造物等放火未遂の疑いで、群馬県高崎市吉井町本郷の会社員、●(=木へんに勝の旧字体)島(ぬでじま)稔容疑者(37)を逮捕した。「身に覚えがありません」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は令和元年10月16日午前1時15分ごろから同1時半ごろまでの間、相模原市緑区長竹にある食品卸会社「三井食品」の倉庫内に侵入し、置かれていた段ボールや廃材に火をつけ、建物を焼こうとしたとしている。

 同課によると事件当時、同倉庫内では従業員が作業中で、火災報知機がなったため119番通報した。火は消防によって消し止められたが、ドアや壁の一部約8平方メートルが焼けた。●(=木へんに勝の旧字体)島容疑者は普段からトラックで同倉庫に商品を配送する仕事に携わっており、事件を起こして以降も変わらずやってきていたという。

 防犯カメラの映像から●(=木へんに勝の旧字体)島容疑者が浮上した。今後、詳しい動機などについて調べを進める方針。

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