東京・大手町で東西の人気落語家26人が3日間8公演で競演する「落語大手町2020」(産経新聞社、読売新聞社主催)の7月開催が決定。イベントをプロデュースする三遊亭円楽(70)が19日、千代田区大手町の読売新聞社で会見した。
東京オリンピック・パラリンピックに合わせ、日本の伝統芸能の一つ、落語を発信する一大イベント。円楽は同様に人気落語家を集めた「博多・天神落語まつり」と「さっぽろ落語まつり」をプロデュースし、大成功させている。
会見で円楽は「噺(はなし)家仲間、各事務所さんにスケジュールを出して、中には『私はオリンピックに専念したい』という人もいたけれど、みんな喜んで応じてくれた。なかなかの顔付けになったと思う」と自信をのぞかせ、「今回はプレ大会。いずれは全マスコミ、全落語家を巻き込んだ『大東京落語まつり』に発展させたい」と夢を披露した。
日程は7月25~27日。東京・大手町のサンケイプラザ、よみうり大手町ホールで開催される。入場券の一般発売は3月21日からだが、産経iDホームページhttps://id.sankei.jp/e/1183で今月22日午前10時から先行販売を実施する。