後続車の運転手殴った疑い あおり運転か、47歳男逮捕


 首都高速道路で急ブレーキをかけて後続車を止め、運転手を殴ったとして、警視庁代々木署は21日、傷害の疑いで川崎市川崎区小田栄、土木工事会社経営、今野恵一容疑者(47)を逮捕した。クラクションを鳴らされて腹を立て、あおり運転を繰り返したとみて調べている。

 逮捕容疑は7日午前9時5分ごろ、東京都渋谷区内の首都高で後続のワゴン車を停止させ、運転していた千葉県の30代男性会社員の顔を殴り、軽傷を負わせたとしている。「つかみ合いになっただけで殴っていない」と容疑を否認している。

 今野容疑者の車はワゴン車の前に割り込み、クラクションを鳴らされた後、車間距離を詰めたり、幅寄せをしたりしたという。ブレーキをかけた後、「降りてこいよ」と怒鳴りながら歩いて近づき、窓越しに殴って立ち去った。ワゴン車に腕時計が落ちており、今野容疑者が警視庁に遺失物届を出した時計と同じと判明したことなどから、捜査していた。



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