新型コロナ対応で「バイ菌」扱い 日本災害医学会が抗議声明

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クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した人たち=19日、横浜港

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した人たち=19日、横浜港

 日本災害医学会は22日、新型コロナウイルスへの対応に従事した医師や看護師ら医療関係者が職場などで「バイ菌」扱いをされるなどの不当な扱いを受けているとして、抗議する声明を発表した。

 同学会は、災害時の医療に携わる医師や看護師、研究者、組織などが参加。今回の新型コロナウイルスに関しても、厚生労働省から要請を受け、多くの会員らが災害派遣医療チーム(DMAT)として中国・武漢からの政府派遣チャーター機での帰国邦人への対応や、集団感染があったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」などで医療行為に当たっている。

 だが関係者によると理事会で、現場で医療活動に当たった会員やその家族らが職場内外で不当な扱いを受けているとの事例が複数報告された。職場で「バイ菌」扱いされたり、子供の保育園・幼稚園から登園自粛を求められたりする事例も。職場管理者から現場で活動したことに対して謝罪を要求されたケースもあったという。

 学会は声明で、「悲鳴に近い悲しい報告が寄せられ、同じ医療者として看過できない行為。もはや人権問題ととらえるべき事態だ」と強く抗議。「偏見や先入観に基づく批判が行われることは決して許されない」と訴えている。

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