JR東労組分裂で新労連 脱退の二千数百人ら


 JR東日本の最大労組とされる東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)から脱退した組合員らが22日、新たに「日本輸送サービス労働組合連合会」を結成した。同日、東京都内で結成集会を開いた。組合員数は二千数百人としている。

 新たな労連は産業別労働組合(産別)の位置付けで、傘下に「JR東日本輸送サービス労働組合」と「ジェイアールバス関東労働組合」が入る。連合など3つあるナショナルセンター(労組の全国組織)には加盟せずに活動する。

 労連の委員長には、JR東労組東京地本の副委員長だった関昭生氏(48)が就任。関委員長は平成30年の春闘でJR東労組が会社側にストライキなどの争議行為をする可能性があると通告して以降、組合員の立場が厳しくなったと指摘。「労連は組合員を守るため立ち上がった。あらゆる手段で会社と闘う」と訴えた。



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