24日のアジアの株式市場は、新型コロナウイルスの感染者が各国で増加し続け、経済活動の停滞は避けられないとの警戒感が広がり、主要株価指数は軒並み売られた。感染者が急増した韓国・ソウル市場の総合株価指数(KOSPI)は前週末比3・87%も急落した。
韓国は23日、感染の危機レベルを4段階で最高の「深刻」に引き上げた。これを受け、週明けのソウル市場は自動車やハイテクなど幅広い業種で売りが先行した。
香港のハンセン指数は1・79%下落し、上海の代表的な指標である上海総合指数は0・28%安だった。台湾の加権指数は1・30%安で、シンガポールの指数も下げた。(共同)