トヨタ、副社長職を廃止 役員階層減らし議論活発に

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トヨタ自動車の豊田章男社長(共同)

トヨタ自動車の豊田章男社長(共同)

 トヨタ自動車は3日、現在6人いる副社長職を廃止し、執行役員に一本化する新たな役員体制を発表した。自動運転など次世代技術の台頭で自動車業界の環境が大きく変わる中、役員の階層を減らして社長と幹部が直接議論する機会を増やし、経営課題に対応する。4月1日付。

 執行役員は現在、社長と副社長を含め25人だが、4月からは22人となる。トヨタの豊田章男社長は「私自身が次世代のリーダーたちと直接会話し、一緒に悩む時間を増やすべきと判断した」とのコメントを出した。

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