WHO、日韓など4カ国「最大の懸念」 中国以外で感染者拡大

[ad_1]



スイス・ジュネーブで記者会見するテドロスWHO事務局長=2月28日(ロイター)

スイス・ジュネーブで記者会見するテドロスWHO事務局長=2月28日(ロイター)

 【ローザンヌ(スイス)=板東和正】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日の記者会見で、新型コロナウイルスをめぐり、韓国、イタリア、イラン、日本を中国以外で感染が拡大している4カ国として名指しし、「われわれの最大の懸念だ」と強調した。また、直近24時間に確認された新型コロナウイルスの新たな感染者数について、中国国外が中国内の約9倍だったと発表した。

 テドロス氏は会見で、新型コロナウイルスの感染リスクは「世界で非常に高まっている」と危機感を示した。一方、これまでに世界で報告された感染者数のうち9割を中国がいまだに占めているとし、現時点で地球のほぼ全体に感染が拡大する「パンデミック」(世界的大流行)ではないとの考えを示した。

 テドロス氏は「われわれは毎日、感染状況のデータを分析している」とした上で「証拠が示されれば、パンデミックを宣言することを躊躇(ちゅうちょ)しない」と述べた。

 WHOは2月28日、世界全域の危険性評価をこれまでの「高い」から最高レベルの「非常に高い」に引き上げた。

[ad_2]

Source link