G20もテレビ形式 集団感染を警戒


 20カ国・地域(G20)の議長国を務めるサウジアラビア政府は3日、ワシントンで4月中旬に開くG20財務相・中央銀行総裁会議をテレビ会議の形式で行うと発表した。肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの集団感染を不安視する声が出ていた。

 同時に行われる国際通貨基金(IMF)と世界銀行の春季会合も各国の代表団を招かず、テレビ会議で実施することが決まっている。

 一連の会合では、日本を含む各国政府代表団ら約1万人がワシントンを訪れるとみられていた。サウジ政府は「不測の事態」を避けるためと説明。G20テレビ会議では、新型コロナウイルス問題を含む世界経済について議論するとしている。(共同)



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