石丸氏、退任会見で女性記者と10分バトル“批判”と“攻撃”のダブスタ指摘「意見の表明は別でやって」と苦笑


【写真】これぞまさしく「苦笑い」女性記者と対峙する石丸氏

 石丸氏の出席する会見や囲み取材では、「恒例行事」となりつつある現場記者とのやりとり。この日も会見冒頭に、石丸氏が自身について書かれた記事の見出し・サムネイルの意図について、執筆した当該新聞社の記者に尋ねる場面が見られた。

 多くの質問が退任後の石丸氏自身の活動や、今後の党のあり方についてのものだったが、ある女性記者が石丸氏の「記者とのやりとり」について言及。女性記者は「冒頭の特定新聞社への攻撃、私から見てそう感じました、大変衝撃でした」と切り出し、「立場上、影響力のある石丸氏が、メディアの見出しの一個一個に対して攻撃している。安芸高田市長時代からこういうやり方を繰り返して、メディアや記者を攻撃し続けることは、石丸さん自身の評価をおとしめているんじゃないかと心配しております。どのように受け止めているのか」と声を上げた。

 この質問を受けながら、石丸氏は思わず苦笑い。石丸氏は「大変申し訳ないんですけど、『どの口が申し上げているのか』と思って笑ってしまいました」と切り出し、「『ダブルスタンダード』とはこのことで、自分がやるのは『批判』だけど、相手がやると『攻撃』とおっしゃっている」と返した。

 この返しに対して、女性記者は再びマイクを持って反論の姿勢や意見を述べていたが、石丸氏は「この場は『再生の道』や私が発表する場なので、(あなたの)意見の表明は別でやってもらえますか?」とピシャリ。女性記者が「石丸さんがこのやり方を改めないことはよく分かりました。記者に見出しを問いただすことがおかしいこととは思いませんか?、という質問です」と投げかけると、石丸氏は「一方的に(記事を)批判したら、それはただの悪口。面と向かって相手が反応できる場で主張するべきだと思っているので、この場で(記者に)質問しています」と返した。

 女性記者は質問を続けるそぶりを見せたが、1社1問をベース(質問が一巡した後に、再度希望者から受け付ける形式)に進行していたため、一度打ち切り。女性記者とのやりとりは、約10分に及んだ。ただ会見の終了を待たず、その女性記者は会場から退席。質疑応答中だった石丸氏はその姿を見て話しを止め、「また良かったらお越しください」と声を掛けていた。

(よろず~ニュース編集部)

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