米IT大手のアップルやグーグル、フェイスブック(FB)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本社を置く西部カリフォルニア州のシリコンバレー周辺の社員に在宅勤務を勧めている。ロイター通信が6日報じた。
アップルは感染予防策として、本社社員に対し、できれば在宅勤務をするように求めた。サンタクララ郡にある本社では約1万2千人が勤務。同郡は5日時点で感染者が20人確認され、行政側が大企業に在宅勤務の検討を要請していた。
新型コロナウイルスの影響を巡り、アップルは2月、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の生産停滞で、1~3月期の売上高予想を達成できない見通しだと発表している。(ニューヨーク 共同)