高輪ゲートウェイ駅、警備ロボなど最新技術のショーケース

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AIによる無人決済ができるコンビニ「TOUCH TO GO」=9日午前、東京都港区のJR高輪ゲートウェイ駅(萩原悠久人撮影)

AIによる無人決済ができるコンビニ「TOUCH TO GO」=9日午前、東京都港区のJR高輪ゲートウェイ駅(萩原悠久人撮影)

 14日に開業するJR山手線と京浜東北線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」(東京都港区)は、店舗や警備などに最先端の技術が導入され、日本の技術力をアピールする「ショーケース」としての意味合いもある。構内のコンビニエンスストアでは人工知能(AI)を活用した無人決済を実用化。また自律走行で警備に当たるロボットやQRコードをかざして通過する形式の改札の実証実験を行うなど、新たな試みが続々と実践される。

 AIによる無人決済ができるコンビニの店舗名は「TOUCH TO GO」(タッチ・トゥー・ゴー)。新駅開業後の23日に開店し、午前6時から午前0時まで営業する。

 店舗のキャッチフレーズは「入る。とる。でる。」。利用客が店内に入り、ほしいものを手に取ると、出口付近に設置された画面に商品が一覧表示される。近くの専用機器にSuica(スイカ)など交通系ICカードをかざせば決済が終わり、店舗を出られるという仕組みだ。

 店内にはAIが搭載された約50個のカメラセンサーが設置され、店内に入る人の動きや商品の位置を捉えることで、買い物客が手に取った商品を自動的に認識する。カメラは店内の人の動きを正確に追跡するため、万引など不審な動きも警戒しているという。

 システムを開発したJR東の系列会社の阿久津智紀社長は「JR東の駅はもちろん、店員を置けない地方の小売店などに提供したい」と話す。

 また、改札内には自律走行できる警備ロボットなどが行き交う。警備ロボには顔認証機能が搭載されており、親とはぐれた子供の発見や、指名手配犯などの犯罪者の検知などにも活用することが期待される。これとは別に導入される案内ロボットでは、駅の利用者が希望の目的地を話しかけると、画面に乗り換え案内の情報が表示される。

 JR東の担当者は「最新技術を国内外に発信する駅にしたい」と話している。

(岡田美月)

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