中部横断自動車道の静岡-山梨区間について、国土交通省は17日、今年中としていた全面開通の予定を来年夏ごろに延期すると明らかにした。地盤工事の遅れのためとしている。
山梨県庁で開かれた沿道自治体などとの会議で報告した。静岡-山梨区間は新東名高速道路とつながる新清水ジャンクション(JCT、静岡市清水区)と中央自動車道の双葉JCT(山梨県甲斐市)の74キロをつなぐ。
南部インターチェンジ(IC、同県南部町)-下部温泉早川IC(同県身延町)間の13・2キロが未開通になっている。全面開通の時期は当初計画の平成29年度から既に2度延期されていた。