販売目的で自宅で大麻草を栽培したなどとして、警視庁池袋署は大麻取締法違反容疑で、埼玉県所沢市松葉町、無職、吉野行成被告(31)=強盗罪で起訴=を再逮捕した。「自分で吸うために栽培したもので営利目的ではない」と容疑を一部否認している。
吉野容疑者は東京・池袋の違法営業のパチスロ店から売上金約200万円を奪ったとして、今年1月に強盗容疑で逮捕。同署によると、強盗事件の捜索で自宅マンションでの大麻草栽培が判明した。室内にはテントが張られ、大麻草9鉢や袋に小分けされた乾燥大麻が見つかった。調べに対し「インターネットで種や器具などを購入した」などと供述しているという。
再逮捕容疑は昨年8月中旬ごろから今年1月16日までの間、販売目的で大麻草約502グラムを栽培し、乾燥大麻約313グラムを所持したとしている。