【関電新社長会見詳報】(3)完 金品受領者の処分「自主返納も検討」

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記者会見の終盤に謝罪する関西電力の森本孝新社長(手前から2人目)と岩根茂樹前社長(同3人目)ら=14日夜、大阪市北区(渡辺恭晃撮影)

記者会見の終盤に謝罪する関西電力の森本孝新社長(手前から2人目)と岩根茂樹前社長(同3人目)ら=14日夜、大阪市北区(渡辺恭晃撮影)

 関西電力の森本孝新社長と岩根茂樹前社長による14日夜の会見開始から40分あまりがたち、徐々に質問が厳しさを強め始めた。

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 --関電は社会の信頼を失墜した。高い倫理観求められる原子力事業をやる資格があるのか

 岩根「改めてお詫び申し上げる。早急に再発防止対策を構築したい。ひとつひとつ改善する。今日がスタートである。一つ一つ積み重ねていく」

 森本「全社一丸、グループ一丸となって信頼回復に取り組む。全力を挙げて取り組む」

 --外から見ると森本新社長も企業文化を作ってきた一人。風土が継続しているようにしか見えない

 岩根「社内の人間だからこそ、関電の課題、企業風土がよくわかっている。広い社会、お客さまの観点から企業風土の改革に取り組んでいきたい。経営刷新本部でも考え、社外の声も聞きながら変えていく」

 --第三者委員会の報告書では、森山(栄治)氏に暴露されるのを恐れたとある。何を指しているのか

 岩根「一部、過去の事実が伝聞となり、『暴露されると原子力事業に支障がでる』と思い込んでいたのが事実だ。私自身も報告書を見た程度だが、相当前に一定程度、関与があったと考えられるものがあった。いろいろ伝聞となって出てきている」

 --森山氏が亡くなった後も恐怖が残っており、問題を公表しなかったのか

 岩根「原子力事業への影響があると考えたことは事実。関西電力の体質が批判されているので大変反省している」

 --ガバナンスの問題は自浄作用が働かないと変われない。新体制で株主からの信任を得られるか

 森本「社内で40年余り経験を積んだが、二度とこうしたことを繰り返してはいけないと認識している。繰り返さないよう最善尽くすのが役割ととらえている。しっかりと取り組んでいきたい」

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