FRB、53兆円を追加供給 ドル資金逼迫で緊急対応

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ニューヨーク連邦準備銀行(ロイター)

ニューヨーク連邦準備銀行(ロイター)

 米連邦準備制度理事会(FRB)の中で金融調節の実行を担うニューヨーク連邦準備銀行は16日、短期金融市場への5千億ドル(約53兆円)の追加資金供給を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による先行き不安から銀行や企業、個人が現金確保に動き、ドル資金が逼迫(ひっぱく)しているため緊急対応した。

 ニューヨーク連銀は、国債などを担保に資金を融通する「レポ取引」の翌日物で、16日までに予定されていた1750億ドルの資金供給に続き、5千億ドル分を追加した。さらに17日朝も5千億ドルを供給する予定だ。

 FRBは景気悪化を防ぐために1%の緊急追加利下げに踏み切り、事実上のゼロ金利政策を導入した。同時に市場に大量の資金が出回るようにする量的金融緩和政策の実施も決めた。だが、感染拡大防止措置で経済活動が急速に停滞し、資金繰りが厳しい企業も増えている。米金融市場の動揺は続いており、追加対応が必要になった。(共同)

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