ガソリン10週連続値下がり 136円30銭、コロナ影響


 経済産業省が1日発表した3月30日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、同月23日時点の前回調査と比べて3円30銭安い136円30銭だった。10週連続で値下がりした。平成29年10月の調査以来、2年5カ月ぶりの安値水準となった。

 調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の停滞懸念から原油価格が下落し、小売価格に反映された。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国による協調減産協議の決裂が下落傾向を加速させた。

 灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり38円安い1524円、軽油は1リットル当たり3円10銭安い117円50銭、ハイオクは3円20銭安い147円20銭で、いずれも9週連続で値下がりした。 



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