新型コロナの休業補償は風俗業も対象　加藤厚労相

　加藤勝信厚生労働相は７日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校の影響で仕事を休まざるを得なくなった保護者への休業補償に関し、風俗業従事者も対象に加えると表明した。

　業績が悪化した企業が従業員を休ませた場合に支給する雇用調整助成金の拡充措置も風俗業へ適用する。政府はこれまで風俗業を対象外としており、批判が高まっていた。

　また、感染拡大をめぐる緊急事態宣言に関し、治療薬・ワクチンの研究開発や、感染の有無を調べるＰＣＲ検査の態勢強化を進める考えを示した。