歌舞伎俳優、市川海老蔵(42)の十三代目市川團十郎襲名を記念した特別企画ドラマ「桶狭間 OKEHAZAMA~織田信長~」(仮、フジテレビ系で今夏放送)に竹中直人、中尾明慶、北村一輝の出演が新たに決まった。
ドラマは、織田信長(海老蔵)を一躍戦国時代の主役に押し上げた伝説の一戦“桶狭間の戦い”を題材とした本格時代劇。竹中は斎藤道三の重臣の一人といわれた堀田道空、中尾は木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)、北村は信長の父・織田信秀をそれぞれ演じる。
中尾は「とにかくやらせてください」という思いだったという。「秀吉様となると,もしかしたら僕ではなかったかもしれないが、あくまで藤吉郎ですからね。たくさんの想像を膨らませて後の秀吉様という期待感も持ちながら全力で演じたい」と意欲を見せる。
海老蔵の信長については「すぐ目の前に信長様がいると日々感じている。まさに“殿”という言葉がぴったりで、連絡先を交換させていただいたのですが、電話帳にも“殿”と入れております」とうれしそう。「戦国だからこその人々の想いを感じていただけたら」とメッセージも忘れなかった。
すでに信長の最大の強敵・今川義元を三上博史、信長の正妻・濃姫を広瀬すず、信長の実母・土田御前を黒木瞳、道三を佐藤浩市、柴田勝家を松田龍平が演じることが決まっている。
(産経デジタル)