週刊少年ジャンプが発売延期 編集部員の新型コロナ感染疑い受け





集英社の看板

 集英社は8日、20日発売予定の「週刊少年ジャンプ21号」の発売を1週間延期すると発表した。編集部の40代社員に新型コロナウイルス感染の疑いがあり、編集部の作業を一時中断したため。21号は、翌週発売予定の22号と合併した「週刊少年ジャンプ21・22号」として27日に発売する予定。13日発売予定の20号は予定通り発行する。

 集英社広報部によると、感染の疑いがある社員は発熱があったため、2日から出社を控え自宅で静養。現在はPCR検査を受けるのを待っている。作家と接触する業務ではなかったという。

 同社では6日から、原則として在宅勤務の対応を取っている。7日には、別の40代の編集担当社員の新型コロナ感染が確認されたと公表したが、今回の社員とは別の編集部でフロアも違うという。

 週刊少年ジャンプ編集部は「感染拡大が不安な状況の中、作家・関係者の健康と安全を最優先に考慮するとともに、必死に執筆をつづける作家をサポートして、読者の皆様の心を明るくさせられるような漫画を届けていけるよう努力いたします」とコメントした。



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