大阪拘置所(大阪市都島区)は15日、大阪府在住の20代の女性刑務官が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。鼻水や嗅覚異常の症状があるが、発熱などはないという。同拘置所の刑務官の感染者は5人目。
大阪拘置所によると、女性刑務官は女性収容者の担当。5日に感染が確認された男性刑務官との濃厚接触はなかったが、同日から自宅待機していた。すでににおいがしないなどの症状を訴えており、14日にPCR検査を受けて感染が判明した。
同拘置所はすでに収容者60人を単独室に隔離し、職員132人を自宅待機としている。今回の感染判明を受け、対応はさらに拡大する見込み。