他人の車のタイヤをパンクさせたとして、宮城県警大和署は15日、器物損壊の疑いで仙台市立館中学校の教諭、門脇智容疑者(56)=富谷市=を逮捕した。調べに対し、容疑を認めている。門脇容疑者の逮捕を受けて仙台市は16日、会見を開き、谷田至史教育人事部長は「(新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校で)学校が正常に運営されない中でこのような事態となり、地域の方々に申し訳ない」と陳謝した。
逮捕容疑は4日から6日までの間、同県富谷市内で女性(27)のタイヤ1本をパンクさせたとしている。同市内では同様の事案が数件確認されており、同署は余罪があるとみて調べている。
仙台市によると、門脇容疑者は同校で社会科を担当。谷田部長は「本人と確認の上、今後処分の内容を検討する」としている。