大阪市西成区で17日午前、スーパーの店員が男に切りつけられた事件で、男はサラダ油の交換を店員に断られたことで激高し、刃物のようなもので切りつけていたことが同日、分かった。
大阪府警西成署によると、事件は「スーパー玉出 天下茶屋店」前の路上で発生。男性店員(73)が男に刃物のようなもので左足を切られた。店員は病院に搬送されたが、命に別条はなく、軽傷。男は現場から逃走しており、同署が殺人未遂容疑で行方を追っている。
同署によると、男は事件前に「サラダ油を交換してくれ」と来店。サラダ油は開封されていたため店員が交換を断ったところ、男は激高し、刃物のようなもので店員に切りつけて徒歩で逃走したという。男は70代くらいで、灰色のトレーナーとズボンを着用していたという。
現場は阪堺線今池駅東側で、飲食店などがある住宅街の一角。