大統領の長男が上院議長に タジキスタン、世襲への布石か

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タジキスタンの首都ドゥシャンベの公園を訪れたラフモン大統領(右)と長男のルスタム・エモマリ氏=6日(タジキスタン大統領府提供、共同)

タジキスタンの首都ドゥシャンベの公園を訪れたラフモン大統領(右)と長男のルスタム・エモマリ氏=6日(タジキスタン大統領府提供、共同)

 中央アジアのタジキスタンで17日、四半世紀以上にわたりトップに君臨するラフモン大統領(67)の長男ルスタム・エモマリ氏(32)が上院議長に選出された。同国憲法は大統領の辞職や職務不能の場合に上院議長が大統領職を代行すると規定しており、世襲への布石との観測が出ている。

 父ラフモン氏の名前を姓にしているエモマリ氏は、2017年から首都ドゥシャンベの市長を務めてきた。

 1994年から大統領を務めるラフモン氏は今年11月に4期目の任期が終了する。16年の憲法改正で大統領任期の制限が撤廃され、ラフモン氏は終身在職も規定上は可能だ。だがエモマリ氏が国家ナンバー2の上院議長に就任したことで後継者の最有力者となった。

 ラフモン氏の独裁体制が続くタジクでは、言論・宗教の自由や政党活動が制限され、欧米の人権団体などに批判されている。(共同)

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