【オリパラ奮闘記】心の持ちようを変えてみる





学校が休みとなり自宅でゲームに興じる3人の息子たち

 平成30年4月から毎月執筆させていただいている当コラムも丸2年が経過しました。依頼を受けた当初は「まずは数カ月間」という話でしたが、時は経過し「2020年東京五輪本番まで」となりました。

 乱文ながら自分なりに“奮闘して”書いておりましたが、東京五輪が1年延期となり、当コラムも執筆を継続させていただくことになりました。もうしばらくお付き合いいただけますと幸いです。

 アシックスでも在宅勤務が始まって約2カ月が経過しました。私も現在は神戸の自宅にて勤務する日々を過ごしています。人と直接顔を合わせない毎日には戸惑いもありますが、在宅勤務による働き方改革のメリットを身をもって経験しているところです。その際に思い出したのは、父がよく話していた「ヒンズー教の教え」の6つのステップです。

 心が変われば態度が変わる▽態度が変われば行動が変わる▽行動が変われば習慣が変わる▽習慣が変われば人格が変わる▽人格が変われば運命が変わる▽運命が変われば人生が変わる-。最初のステップの「心を変える」というのが大変なイメージなのですが、要は「心の持ちようを変える」ということだと思います。この機会に自分自身の今までの考え方(固定概念)を少し変えてみようと思います。

 そこで気になったのは子供たち。私には、高校生、中学生、小学生の3人の息子がいます。3人とも新型コロナウイルスの影響で、約2カ月間ほぼ学校へ行っていません。当初は近所の公園に行ったり、学校の友人と遊んだりしていましたが、日を追うごとに規制が強化され、家から出て友達と会う機会を失っています。

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