【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は2日、重体説や死亡説が取り沙汰されていた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の公的な動静が20日ぶりに伝えられたことに関し、ツイッターに「彼が元気な姿で戻ってきたのを見るのは、私個人としてはうれしい」と書き込み、歓迎の意向を表明した。
ロイター通信が2日、米情報機関の報告内容を知りうる米政府関係者の話として伝えたところでは、トランプ政権は金氏が生存していることを強く確信しているものの、公開された金氏の写真が本当に1日に撮影されたものであるかは確認できないとしている。
また、金氏が20日間にわたって公の場に姿を現さなかった理由についても特定できていないという。
一方、CNNテレビは2日、米政府当局者の一人が「写真は本物だ」と語ったとしている。