韓国「普段の生活」徐々に再開 防疫緩和…コロナ疲れ考慮

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デパートで買い物するマスク姿の女性たち=5月1日、ソウル(ロイター)
デパートで買い物するマスク姿の女性たち=5月1日、ソウル(ロイター)

 韓国政府は4日、新型コロナウイルスの厳格な予防策を連休明けの6日から「日常生活でできる防疫措置」に緩和するとし、国民に改めて協力を求めた。これに伴い小中高への登校や美術館、体育施設の運営、各種行事が段階的に再開され、普段通りの社会生活が戻り始める。「コロナ疲れ」や経済停滞を考慮した措置。

 韓国では日本よりも早い時期に感染が拡大。予防措置として韓国政府は3月からソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を保つよう呼び掛け、スポーツ大会やコンサートなどが中止され、学校の授業もオンラインで進められた。6日からこの呼び掛けを終了する。

 最近の新規感染者は1日10人前後で推移し、海外からの入国者を除けば感染者が出ない日もある。ソウルでは2週間、感染が確認されていない。(共同)

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