WHO総会への台湾参加は「加盟国が決めること」 法務責任者が強調

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台湾の蔡英文総統(ロイター)

台湾の蔡英文総統(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)の法務責任者のソロモン氏は4日、ジュネーブでの記者会見で、18日から開催されるWHO総会への台湾の参加可否について「加盟国が決めることで、WHO事務局が決定する問題ではない」との見方を示した。ソロモン氏は、加盟2カ国が台湾の参加問題について総会で取り上げるよう提案したと明かした。

 台湾は「一つの中国」原則を掲げる中国の反対で、WHOへの加盟はもとより年次総会へのオブザーバー参加も認められていない。

 ソロモン氏は会見で、総会への台湾の参加の可否について「多くの関心が寄せられている」とした上で「地政学的な問題に関与するのはWHOの職員の役割ではない」と言及。WHOは、台湾が参加できるかどうかの判断を下す立場にはないことを強調した。 

 一方、WHOで緊急事態対応を統括するライアン氏は4日、ポンペオ米国務長官が新型コロナウイルスの起源について、中国湖北省武漢市にある中国科学院武漢ウイルス研究所から発生したことを示す「多数の証拠がある」と述べたことについて触れ、「データに基づく証拠を米政府から受け取っていないため、憶測にとどまる」との見解を示した。

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