スタバ対抗の中国コーヒーチェーンが経営危機

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中国の新興コーヒーチェーン、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)の店舗=3日、北京(三塚聖平撮影)

中国の新興コーヒーチェーン、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)の店舗=3日、北京(三塚聖平撮影)

 【北京=三塚聖平】中国の新興コーヒーチェーン、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)が経営危機に陥っている。2017年の創業から店舗網を急拡大し、中国市場で対抗する米スターバックスを上回ったものの不正会計問題が表面化。米ナスダック市場に上場する自社株価の急落を招き、中国当局も調査に乗り出した。米市場への上場で資金を調達してきた他の中国新興企業への逆風も懸念されている。

 ラッキンは4月2日、19年に不正会計があったと公表した。売上高のうち約22億元(約335億円)が架空取引などによる水増しだった。発表を受けて同社株は大幅に下落した。同社の経営をめぐっては米投資会社が今年初めに疑わしい点があると指摘していた。

 中国当局はラッキンの不正を強く非難。4月下旬には中国証券監督管理委員会が、同社の福建省アモイ市の本社や北京の拠点などを調査したと報じられた。今後は資金調達が難しくなるほか、株主からの損害賠償請求に直面する可能性が指摘される。

 ラッキンはスタバより低価格で、スマートフォンのアプリを活用したサービスも展開。19年末には中国全土で4500店を突破している。スタバの4200店超を上回るが、規模拡大を追求しすぎたことが不正につながった可能性がある。

 国営新華社通信は「短期的には外国資本の中国企業に対する信頼に少なくない影響を与える」というエコノミストの見方を伝えている。

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