米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長らトランプ政権の新型コロナウイルス対策チームの専門家3人が、ウイルス陽性反応が出た人と接触したため2週間、自主隔離すると米メディアが9日、報じた。在宅勤務をするとしており、体調に異変はないとみられる。
他の専門家2人は米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長と、食品医薬品局(FDA)のハーン長官。
CNNテレビなどによると、ファウチ、レッドフィールド両氏は「リスクの低い」接触だったとし、ホワイトハウスに行く必要がある場合は体温を測り、マスクを着け他人との間隔を十分に空けるという。ハーン氏は8日に感染が判明したペンス副大統領の報道官と接触があったと報道された。ファウチ氏とハーン氏は接触判明後のウイルス検査で陰性だった。(共同)