そごう・西武 3店で全館営業へ 出口戦略うかがう百貨店

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 百貨店のそごう・西武は12日、西武秋田店(秋田市)など3店について、全館での営業を15日から順次再開すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受け、百貨店各社は店舗を全館休業したり、食品売り場のみ営業したりしている。ただ、政府が「特定警戒都道府県」外の34県について宣言を解除する調整に入ったのに合わせ、「アフターコロナ」へ歩み出す。

 西武秋田店とそごう徳島店(徳島市)は15日、西武福井店(福井市)は21日にそれぞれ全館営業を再開する。ただ、3店とも営業時間を午前10時~午後6時に短縮する。

 同社は宣言の発令以降、15店全店で食品売り場のみの営業に切り替えた。特定警戒外に立地する5店について自治体と対応を協議した結果、3店の営業再開を決めた。残る西武大津店(大津市)とそごう広島店(広島市)は現状維持。

 他の百貨店各社も特定警戒外の店舗について順次、営業を再開している。食品売り場のみの営業を継続する高島屋は、高崎店(群馬県高崎市)と岡山店(岡山市)を11日に全館営業に切り替えた。

 J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店も、全館休業中の8店を7日から食品売り場のみの営業へ移行。さらに、高知大丸(高知市)は11日に全館営業を再開し、松坂屋静岡店(静岡市)は13日に全館営業に戻るという。(日野稚子)

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