グンゼは13日、肌着用の生地を使ったマスクを公式サイトで発売した。縫い目を減らした伸縮性の高い綿混生地で、着け心地の良さを追求。全て国産で、京都府宮津市の工場で月産50万枚を製造する。
価格は2枚セットで980円(税別)。色はライトグレー。1回の注文で2セット4枚まで購入できる。ガーゼなどを挟めるよう2重構造とし、顔にフィットする立体設計となっている。布製で洗って繰り返し使うことができる。
使い捨てマスクの供給不足は解消されつつあるが「外国製に不安を覚える人が多く、肌着製造で培った技術を生かした日本製のため安心して使ってもらえる」(広報担当者)としている。
また、同社が包括連携協定を締結する大阪府と大阪市に計5千枚無償提供する。一部は府内の支援学校などに配られるという。