東京金上昇、初の6千円 コロナで安全資産需要

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 15日夕から16日早朝まで東京商品取引所で行われた夜間取引で、金の先物の指標価格が一時1グラム当たりで初めて大台の6千円を突破した。

 金は戦争や経済危機など有事の際でも暴落しない比較的安全な資産とされる。新型コロナウイルス感染拡大で金需要が増えると予想され、先物が値上がりした。

 米連邦準備制度理事会(FRB)や日銀など中央銀行が大規模な金融緩和を続けており「中銀マネーが金市場にも流れ込んでいる」(大手証券)という。

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