1~3月期、実質GDPは年3.4%減 元年度成長率も5年ぶりマイナス

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奈良の興福寺付近の土産物屋はほとんど休業していて閑散としていた=13日、奈良市(寺口純平撮影)

奈良の興福寺付近の土産物屋はほとんど休業していて閑散としていた=13日、奈良市(寺口純平撮影)

 内閣府が18日発表した令和2年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0・9%減だった。このペースが1年続いた場合の年率換算は3・4%減で、2四半期連続のマイナス成長。新型コロナウイルスの感染拡大が成長率を押し下げた。併せて発表した令和元年度の成長率は前年度比0・1%減で、5年ぶりのマイナス成長となった。

 1~3月期の項目別では、個人消費が前期比0・7%減で2四半期連続のマイナス。感染拡大に伴う外出自粛により、外食や宿泊、旅客・鉄道を中心に振るわなかった。

 設備投資は生産用機械への支出などが減少し0・5%減、住宅投資も4・5%減でいずれも2四半期連続のマイナスだった。輸出入は内外需の低迷を受けて、ともにマイナスとなった。景気実感に近いとされる名目GDPの1~3月期は、前期比0・8%減、年率換算で3・1%減だった。

 西村康稔経済再生担当相は同日の記者会見で、「緊急事態宣言発出後の4、5月はさらに厳しい状況となる。海外でも新型コロナの拡大に伴う経済の低迷が続き、当面、経済が相当程度落ち込む」と指摘した。

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