Tモバイル株の売却交渉 ソフトバンクG、米紙報道

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記者会見するソフトバンクグループの孫正義会長兼社長

記者会見するソフトバンクグループの孫正義会長兼社長

 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は18日、ソフトバンクグループ(SBG)が資金調達の一環として、保有する米携帯電話TモバイルUSの株式の大部分を、主要株主のドイツテレコムに売却する交渉を進めていると報じた。

 Tモバイルは4月、SBG傘下で業績不振の米携帯電話スプリントを吸収合併した。Tモバイルの株式の44%近くを保有するドイツテレコムが主導権を握り、SBGは25%程度を保有。株式の売却交渉はまとまらない可能性もあるという。

 SBGをめぐって、SBG株を大量取得した米投資ファンドのエリオット・マネジメントが大規模な自社株買いを要求。SBGは3月、資産売却で資金を調達し、自社株買いや借金返済に充てると発表した。(共同)

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