東証株、午前の終値2万0517円 一時500円超高





米バイオテクノロジー企業モデルナの本部=18日、マサチューセッツ州ケンブリッジ(AP)

 19日午前の東京株式市場は前日の米国株高を受け、大幅に続伸した。日経平均株価の午前の終値は、前日終値比383円69銭高の2万0517円42銭だった。上げ幅は一時500円を超え、取引時間中として3月6日以来、約2カ月半ぶりの高値水準となった。新型コロナウイルス感染症をめぐって、米国でのワクチン開発に期待が高まったことで買い注文が広がった。

 一方で、国内企業の令和2年3月期決算や業績見通しが厳しいとして市場では慎重姿勢も根強く、買い一巡後は当面の利益を確定するために売る動きも出た。

 東証株価指数(TOPIX)は、24・75ポイント高の1484・04で午前の取引を終えた。



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