東日本高速、通行30%超減 4月、外出自粛で西日本も


 東日本、西日本高速道路は27日、各管内路線の4月の通行台数、料金収入がいずれも30%超減ったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛が直撃し、台数、収入とも2005年の道路公団民営化後、最大の落ち込みとなった。大型連休も帰省や旅行の利用が激減したとしている。

 東日本高速によると、通行台数は前年同月比31・0%減、料金収入は35・1%減った。サービスエリア(SA)などのレストラン、土産物店の営業自粛や営業時間短縮により、飲食や物販の売り上げは65・8%減った。

 西日本高速は通行台数が32・7%減、料金収入が35・5%減。SAなどの飲食や物販は65・6%減少した。

 一方、東日本高速の大型連休を含む5月1~25日の交通量(速報値)によると、前年同時期と比べて51%減少。土日祝日に限ると、69%の落ち込みとなった。



Source link