テレビ朝日は29日、新型コロナウイルスに感染して療養中の「報道ステーション」キャスター、富川悠太アナウンサー(43)が6月4日の放送から約2カ月ぶりに復帰すると発表した。当面は木曜、金曜のキャスターを担当し、月曜から水曜はフィールドリポーターとして取材活動を行うという。月曜から水曜のキャスターは、小木逸平アナウンサーと徳永有美アナウンサーが担当する。
富川アナは「初心に戻ってニュースに地道に向き合いたいと考え現場取材にも携わらせていただきます。お叱りの言葉を、これからの仕事に必ずいかしてまいります」などとコメントを出した。
富川アナは4月10日に入院し、翌11日に検査で新型コロナウイルス感染が確認された。21日に退院後も自宅療養を続けていた。
富川アナのコメント全文は以下の通り。
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「番組で繰り返し感染予防を呼びかけていた立場にもかかわらず、このような事態を招き、視聴者の皆様、関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけしました。深く反省しております。
また、治療に当たってくださった医療従事者の皆様に深く感謝いたします。
復帰に際しては、初心に戻ってニュースに地道に向き合いたいと考え、現場取材にも携わらせていただきます。視聴者の皆様から電話やメールでいただいたお叱りの言葉を、これからの仕事に必ずいかしてまいります」